代表ブログ
災害つづきで、気づいた対策3つのこと
今年は災害や災難の多い年ですね。当社を含め、台風、豪雨、地震、そしてコロナで被災された方々、心からお見舞い申し上げ一日も早く普通の生活に戻れるよう願っています。
家族葬つばき会館長崎南斎場代表のブログをご覧いただきありがとうございます。
当社は「家族葬・直葬・密葬」を大切にしている小さな葬儀社です。
おかげ様で、台風では吹き飛びませんでしたし、コロナ禍でも元気に頑張っています。
とはいってもいろんな被害がでてしまい、日頃から災害に対しての備えがいかに重要であるか?本当に思い知らされました。
今日は、実際に災害に遭い思ったことを記しておこうと思います。
これは、私の自宅そばにある建物が台風の強風で壊れて、その一部が自宅の集合住宅入口を塞いでしまったのですが、大きな瓦礫は目に見えるし気をつけます。その周りに釘やガラスの破片が散乱していました。暑くても靴下、しっかりした履物を用意しておかないと危ないですね。
7月は豪雨、9月になり台風9、10号と立て続けに長崎に被害をもたらし、その翌日観測史上記録を更新する豪雨でした。
豪雨、地震は予想が難しいようですが、台風はいくらか時間的に備えることができますね。
私は、高齢の母とワンコ(小型犬)1匹と暮らしています。
災害避難用のリュックサックを3つ用意しており、おのおのの必要なものを中に入れています。
今回中身を使ってしまったので、完璧に揃った写真でお見せできないので中身を紹介しておきます。
1、2Lペットの水2本
2、折り畳みコップ、スプーン、フォーク、割りばし、プラスチック皿
3、ライター、電池、懐中電灯、携帯ラジオ、光るブレスレット(折ると発光するやつ)、はさみ
4、バスタオル、タオル、ウエットティッシュ、ビニール袋、輪ゴム、テイッシュ、ちょっとした救急セット
5、現金(100円玉、10円玉、1000円札数枚)免許証と保険証のコピー
6、靴下、携帯用スリッパ、使い捨て下着2枚、Tシャツ
7、キャラメル、乾パンなど少し
かなり重たくなるのですが、私と母のリュックサックに入れていました。リュックサックには笛と鈴をつけています。
チャーリー(ワンコ)の分は割愛します。
台風が来るまでに時間があったので準備した3つを紹介します。
1、空の500ミリペットボトルに水を入れ、冷凍庫に保存
2、現金を下ろした
3、ごはんを炊いた
1、空の500ミリペットボトルに水を入れ、冷凍庫に保存
これはかなり有効でした。予想通り停電し、冷蔵庫がアウト。その際に冷蔵庫の中の保冷剤として活躍。エアコンが効かないのでこれで、体を冷やして寝ました。更に溶けた水をトイレで使用しました。お風呂には水をためておいたので、修行みたいにはなりましたがシャワーの代わりに水浴びしました。
更に更に、斎場も停電したので、ドライアイスを使用しない当社では(理由はまた別の機会に紹介します)ご遺体を冷やすのに利用しました。かなり助かりました。これは本当におすすめですので、普段から冷凍庫に何本か用意しておくといいと思います。
2、現金を下ろした
私も普段からペイペイやキャッシュレスを利用することが多いのですが、どのくらいの期間停電が続くかわからないので、現金が手元にないと困るのではないか?と考えて下ろしておき、1万円も千円札に換えておきました。幸いこれで助かった感はあまりないですが、安心感が半端なかったです。
3、ごはんを炊いた
日本人ですから、ごはんと梅干くらいあれば、なんとか2日くらい我慢できるかと思います。カセットコンロと替えボンベも6本普段からストックしていたので、ホームセンターに走るようなこともしなくて済みました。
ここは反省点ですが、更には、このごはんをジプロックなどに1回分ずつに分けて日付を書き、冷凍すればよかったと思いました。これが、保冷剤の役目も果たしますよね。
ほかにも、普段から段ボールの空箱とガムテープをストックしていたので、窓ガラスの養生も困りませんでした。
だいたい、こんな感じかな?
でも、まだ自宅のWI-FIがつながらないので困っていますが、電柱が倒れ電話回線が切れているらしいので、電気があるだけありがたいと思うことにします。
みなさん、コロナ禍ですっかり災害に対する意識がおろそかになったり、避難所の収容人数の関係、ましてやワンコ連れでは受け入れてもらえないなど、いろんな問題が浮上しましたが、まずは自分の身は自分で守る。それが一番でしょう。
災害に逢わないように、くれぐれも危険な場所に近づかないでくださいね。
また、気づいたことがあったら書きます。