代表ブログ
コロナ禍での不思議
家族葬つばき会館長崎南斎場のブログをご覧いただきありがとうございます。当社は「家族葬・直葬・密葬」を大切にしている小さな葬儀社です。
コロナっていろいろなことを気付かせてくれて、悪いことばかりじゃないですよね。経済的には本当に大変ですが!はい当社も大変な中頑張っています。
もう今年起こったことを振り返るような時期になってきましたが、葬儀業界は毎年波はあるものの総じて最終的には同年と変わらず落ち着くといったような傾向があり、例えば例年忙しい筈の4月が悪いと5月が良くなったりといったふうに、デコボコが穴埋めされていく感じです。波に乗ってうまくいっている葬儀社さんはそんなことないのかもしれませんが、急に仕事の依頼が少なくなって、葬儀道具卸屋さんに「今月大変なんです・・・。」みたいにこぼしても「どこもそうですよ。」みたいな慰めをいただき、ホットしたりします。
でも今年は「コロナ禍」から傾向を読むことができる気がしていますので、私の推理。あくまで推理。
長崎市の状況だということを前提にして書きます。
2月ごろから「コロナ、コロナ」と世間が騒ぎ始めましたね。当社はすぐにマスクや使い捨ての手袋を大量に購入しました。もちろん感染防止のためです。防護服までは準備しませんでした。2月といえば長崎でも冷え込む時期で1月に続き仕事量が増えますが、今年は少なかったです。3月に入り初旬は仕事量が増えました。ですがまた一旦落ち着きを取り戻し、3月末正に自粛期間が始まると同時にとんでもなく忙しくなり、それは5月末まで続きました。そして6月に自粛が解除された途端にまた仕事量がぐっと減りました。びっくりするくらい減りました。(持続化給付金いただけるくらいです)。徐々に回復しましたが、葬儀には傾向がありました。
2月に死亡者自体が減少したのは「肺炎で亡くなる方を出したくない。」病院側の意向を感じました。ある程度の延命は可能だと考えます。(お医者様ごめんなさい)でも3月頭になると、これ以上は無理って方々が亡くなり始めました。その後同じ状況を繰り返しました。死亡診断書の「死因」の欄も明らかに「肺炎」の方は少なかったです。
自粛一色になった世の中(3月末から5月6月頭まで)で「家族葬・直葬・密葬」に集中し、当社は大忙しでした。
自粛が緩むと「やはり家族葬では・・・」と考える方々が少しずつ復活し、持続化給付金をいただける状態が良いか悪いか?そんな風でした。徐々に状況は戻りましたが戻らないこともありました。
それは明らかに「直葬」が増加したこと。「一日葬」と呼ばれる通夜でご近所さんなどを呼ばず、出棺時に読経を行う、簡素化されたスタイルに移行し始めた。
勧めたわけでもないですが「コロナだから」という建前を武器に、大きな葬儀をする方が減少した。これは当社だけではないとおもうのです。さらに注目は「死亡者数の減少」です。
不要不急を除き「病院に行かなくなった。」マスク手洗いうがいを徹底するようになった。これだけで亡くなる方が少なくなったと考えています。不要な薬や、緊急ではない手術も一因じゃないかと・・・・
死亡者数が減少しているのに「コロナは怖い」と植え付けられた私たちの半分常識は一体なんなんでしょうね?
私がよく拝読している木下先生のブログにも同じ内容をみつけたのでシェアします。
https://ameblo.jp/toshiyuki-kinoshita/entry-12633908043.html