直葬・密葬をお考えの方へ
最近は、葬儀をかんたんに済ませたい方が増えてきて、半数近くが直葬となりつつあります。
お葬式は、一度しかないものです。
後悔しないためにも、考えていただきたいので直葬のメリット、デメリットをご説明いたします。
直葬とは?
亡くなられてから24時間経過していれば、火葬することができるので、お通夜・告別式を行わずに、そのまま火葬場に向かう形態の葬儀のことをいいます。
直葬をする場合の注意点
ご本人(故人)が、希望される場合が多いです。
故人が希望したからといって、直葬にした場合、あとで親戚からで大反対を受け、大変な思いをされるということを、よく耳にします。
事前にみなさんで話し合っておくことを、おすすめします。
直葬をする上でのメリット
まず、費用が安くできる。
また、ご遺体の損傷が激しい場合、速やかに焼骨にすることができる。
どんな方が向いているのか?
- 費用をかけたくない。
- 宗教者を呼びたくない。
- 身寄りが少ない、またはいない。
- 速やかに焼骨にし、あとのことはゆっくりと考えたい。
一般的な葬儀を経験した方に、一番多く聞かれる言葉は
- 「心の余裕がなかった。」
- 「故人とゆっくりお別れすることができなかった。」
- 「費用が気になった。」
ということです。
身内の方が亡くなると、冷静なつもりでも、混乱したり、迷いが生じたりするのは当たり前のことです。
まず、落ち着くためにも直葬を行い、後日故人を弔っていただいても、何の問題もありません。
慌てて大変な散財をしてしまうより、予算をたてて弔えば、駆け付けるご親戚や、近親者も、ゆっくり落ち着いて準備をし、一番いい方法でお越しいただけるなどメリットも、たくさんあります。
また、直葬をしたことで、故人に対し「この程度のことしかできず、悪いことをしてしまった。」と、ご自分を責める気持ちになってしまうこともあると思いますが、直葬は一つの選択肢です。
なにも悪いことをしているわけではない。
そのことをお伝えいたします。