代表ブログ
超レア 空輸ケース ご依頼承りました
弊社が得意とする「空輸ケース」のご依頼をまた、承りました。
今回は、かなり遠距離 長崎=羽田=青森 の 乗り継ぎを要するケースでした。
交通事故で亡くなられた若い男性。
ご遺体は是非ふるさとへ連れて帰りたいとののご意向でした。
ご希望では、青森空港ではなく、三沢空港へ運びたいとのことでしたが、
残念ながら三沢空港は滑走路の整備により 7月中旬まで、閉鎖されているため、
受け入れ側の葬儀社様のご協力のもと 青森空港へ搬送することとなりました。
同僚の方々のお見送り、更に棺を皆さんでかかえていただき、無事に搬送することができました。
ドライアイスや、棺の総量を含め「104kg」長崎から青森まで、料金は8万円台でした。
前日に経由地でもあり、国内貨物(残念なことに、亡くなるとご遺体は、貨物となってしまいます)
の総拠点である羽田空港の 貨物担当者と打ち合わせを行い、
「棺専用の搬送キット」を長崎空港へ配備していただきました。
空輸の歳に一番問題になるのは、地方路線の場合、飛行機機材が小型だとコンテナを搭載できないため、棺の搬送自体を、引き受けていただけないのです。
以前JALさんにお願いしたときに、これに当たってしまい、ANAさんにお願い
したことがありました。
運よく?コンテナが搭載できる機材が運航していることを確認し、実現することができました。
ご協力いただきました、同僚の方々、JAL長崎空港貨物ご担当者、JAL羽田空港貨物担当者、JAL青森空港貨物担当者、青森県の葬儀担当者。本当にありがとうございました。
ご遺族のいろいろな思いと故人様を乗せて、やっと故郷に帰ることができ悲しみの中にも、一抹の安堵感を感じました。
御霊の安らかならんことを
合掌