代表ブログ
最期まで美しくありたいから・・・
家族葬つばき会館長崎南斎場の代表ブログをご覧いただきありがとうございます。
当社は「家族葬」「直葬」「密葬」を得意としている小さな葬儀社です。
直葬専門HPはこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
長崎市で直葬なら地域最安値の「家族葬 つばき会館 長崎南斎場」
仕事関係の知人から葬儀に関する相談を受け、お答えいたしましたのでシェアさせていただきます。
快晴の「ツバメ」が青空をかすめ飛ぶ、すがすがしい春の日に彼女は旅立ちました。享年63歳。
早すぎる旅立ち。未婚で子供もいない女性が「間質性肺炎」を患い5年もの間闘病生活を送っていました。
長い髪を編み込みにして、身だしなみを整えることを忘れない素敵な女性でした。
彼女の面倒を見ていた姉とその娘は、彼女のことをとても気にかけていましたが、とうとうその日がやってきて、「髪を染めたいのよ。白髪が気になるわ。」と病床にありながら最後まで美しくあろうとした彼女。
その願いを叶えてあげたいけれど、すでに棺に納められた彼女の少し白くなった髪の毛をどうしたものかと迷って、私に相談のメールをくださいました。
「大丈夫です。ぜひ白髪を染めて差し上げてください。コーム式の白髪染めがよいと思います。」
私のアドバイス通り、姪の彼女は額に汗しながら顔を汚さないように注意深くコーム式白髪染めで丁寧に塗っていきました。思い通りにはならなかったかもしれないけど、精一杯やりました。
そして、彼女が望んでいた「バラの花」も棺に入れました。
親戚や親からは、「もういいよ。」と言われたけれど、どうしても叔母の最期の願いを叶えたかった・・・その一心で
ツバメが自由に空を飛ぶように、苦しかった闘病生活から解き放たれ叔母さんは旅立っていきました。
「御手洗さんのアドバイスをうけていなかったら、やめていたかもしれません。やってよかった。」
そうです。葬儀にタブーはないのです。
あるとしたら、あなたの頭の中にある「先入観」それです。
よかったね。