代表ブログ
コロナ周辺死について
家族葬つばき会館長崎南斎場代表ブログをご覧いただきありがとうございます。
当社は「家族葬・直葬・密葬」を大切にしている、お財布にも優しい小さな葬儀社です。
きょうは、「コロナ禍」で起こっている周辺の死について書こうと思います。
コロナ・コロナと蔓延し始めてもう半年は過ぎました。当社がマスク、手袋、消毒剤などを大量購入し始めたのは2月末でした。マスクを付けての生活は今や当たり前になりつつあり「マスク不要論」が叫ばれたところで、実際「マスク無し」の生活は不可能なので、必要ないとは思ってもしないわけにいきません。この炎天下の中、苦しいです。
熱中症で救急車搬送され中には重篤な状況になり死亡に至るケースもあります。水分補給や、休養など気を付けるべきことは、私が列挙しなくてもお分かりでしょう、あえて書きません。それ以外に考えなくてはならないのは、救急搬送される場合に、救急隊員の方たちや病院の受け入れ態勢も
「コロナ患者かもしれない。」ということを念頭に動かなければならないのです。
自粛期間が続くので、野外で羽を伸ばしたい気持ちも理解できますが
「十分に安全面を配慮してほしい。」です。
例えばバイクでツーリング中に転倒事故を起こしたとします。救急車を呼んで搬送される際、救急隊員は「コロナ患者かもしれない。」と考えて行動します。病院もそうです。大丈夫だと思って取った行動が、負担を増やすことになってしまいます。また、病院側もコロナを心配するあまりに、重症化や手当の遅れによりコロナ以外の理由での死亡するケース。
精霊流しで使用する精霊船が漂流してしまい、海上保安庁が出動したニュースを目にしました。海上保安庁だけではないですが、あの広い海から遭難者を探し出すということが「奇跡に近い行為である」こと理解していただきたいです。故意ではないでしょうが・・・
山登りでの遭難も同様です。山に登ってはいけないということではなく
「考えられる危険を避けて行動する」ことを絶対条件にしていただきたいのです。
コロナに感染した方が誹謗中傷に耐えられず自殺した。引っ越した。行方不明になった。噂ではなく本当の話です。
自粛期間が続き、「おこもり生活」が続くと、外部との接触が少なくても、周りの人が不信に思わず発見が遅れてしまう「孤独死」も増えています。
高齢者までではない、「中高年の男性のひとりぐらし」の孤独死が多いように感じます。女性は案外買い物に出かけたり、周りの人と話をしたりしますが、男性は周りに気付かれにくい傾向にあると思います。
宅配弁当や、新聞でも取っていればまだよいですが・・・。
もっと言うと家族との交流も少ない、いえ断絶している中高年男性・・・・多いです。
周りにそんな方がいる方は、気を付けてあげてくださいね。
コロナが死因ではない、しかし原因のひとつと考えられる「死」が少しでも減ることを願います。