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お餅を喉につまらせる~
お正月3が日も終わり、明日から仕事の方も多いのではないでしょうか?サービス業の方々はお正月休みもなく頭が下がります。私もサービス業ですが、今年の3が日はのんびりできました。
この時期、必ずのように「お餅を喉につまらせ、救急搬送されました!」というニュースを耳にします。気をつけて食べればいいのにね~。と思いますが、さて、そうなってしまったら どうしますか?
救急車 呼びますよね?
では、お餅ではなく、お風呂場で倒れていた家族を発見した!朝なかなか起きてこないので見に行ったら、様子がおかしかった。とか・・・・・緊急事態にどうしますか?
私は、「お願いだからとにかく救急車呼んで欲しい」のですが(救急隊の方にしてみれば?な場合があるのかもしれません)
もし、救急車が来た時点で「死亡」が確認されたら・・・・・・。救急車には乗せてもらえません。そうなるとちょっと面倒なことになってしまいます。私は、終活セミナーで毎回言っていますが、警察を呼ぶことになるんです。在宅医がいる場合は、往診していただき、死亡診断書を書いてもらうことができますが、緊急の場合、警察のお世話になると「検案」という手続きを受ける手順です。
警察到着後⇒現場検証⇒検察医による検死⇒死体検案書作成⇒死亡届⇒火葬許可書⇒埋葬許可書
簡単に説明すると、このような流れになり、死体検案書には費用がかかります。
検案したお医者様によって費用がまちまちで、決まっていません。(自由診療)数件の領収書を見せていただきましたが、5000円~7万円といったところでしょうか?もし悪くしてCT検査などを受けて死因を特定する場合には、健康保険はききません。(亡くなっているから)そうすると、かなり高額な費用負担です。しかしそれを負担して検案書を作成していただかないと「死亡届」が出せないので、その先に進めないのです。しかも緊急の事態ですから、おさいふの中にたくさんお金があるとは限りません。給料日前なら大変です。
脅しても仕方ないですが、緊急な事態に備えて、家族が集まるこんなとき、予め話し合っておくことも大切ですね。